脚本を書き始めると生活が崩壊するあなたへ
2019/6/14 金曜日
脚本を書き始めると、
生活が崩壊しがちだ。
脚本以外のこと、要はお金を稼ぐための映像の仕事などが全く手につかない。
ここでシドは言う。
※シドは、ゴッドファーザーの脚本を書いた人
「毎日脚本を進めること。
一日短時間で集中して書くこと。」
シドは、一日最低3ページ書くことを決めているらしい。そして一通り書いて完成した脚本は一週間寝かせるそうだ。一週間後にチェックして、書き直す。
私は、脚本を1日でも早く完成を目指して進めなければいけないと思って、脚本を書いていた。このシドの話を聞いて、大事なところはそこではないということに気付かされた。
大事なのは、自分のペースを見つけることだ。
自分が集中できる時間を知り、その上で一日の内に出来る最低ラインを把握すること。そうして自分のペースを作っていくこと。
このペースを掴めれば、より再現性のある自分のための脚本術を手に入れられるだろう。
また、自分のペースがわかれば、焦ることもなくなるだろう。焦ったところで良いものは出来ないことが分かるからだ。そして、脚本を書かない時間が生まれる。そこで、無駄に脚本についてあれこれ想いを馳せるよりも、全く違うことをしよう。インプットの時間に使おう。
これは40,50,60年後と生きてくるものだと信じている。
こうして、兼ねてからの私の目標でもある
「死ぬまで映画を撮り続ける」
を実現できるだろう!
と思いけり。