フィリピン撮影 コンテスト

2019/8/16 金曜日

 

 

遂にいよいよ山場のコンテストの日。

取材対象はこのコンテストに参加する。

コンテストの内容は俳句である。

この俳句は、フィリピン仕様になっている。

英語で3つの文で表現するというものだ。

五七五は存在しない。季語も存在しない。

いかにシンプルに感情や出来事を表現するかというのが肝だ。

 

このコンテストで何が一番面白かったかというと、詠んだ俳句以上に、観客の盛り上がりと声援が素晴らしかったことだ。登壇者が俳句を詠んだ後は、観客による名前のコールがあって、それが会場の熱気を作り上げていた。日本の俳句のコンテストでは絶対にこんなことありえないだろうなと思う。楽しむこと、盛り上がることに関してはフィリピンは強い。日本は絶対負けるだろう。そこが彼らの生きる力強さだな。日本のカルチャーは、完全に彼らの仕様へと変化していた。それが最高に面白かった。

 

明日で最終日。明日はブードルファイトを行う。これは、外にバナナの皮を広げてその上に炊いたご飯を乗せて手掴みで食べる。みんなで囲んで食べるので、パーティーのようなものだ。ディープなフィリピンを楽しんでいる。