撮影当日

2019/8/8 木曜日

 

4時半に起きて

1杯コーヒーを飲み

5時半に現場へ移動

7時から撮影準備を始めた。

 

今日はAbemaTVさんの番組

極楽とんぼのタイムリミット」の企画で、

4人がそれぞれダイジェスト映像を作り競い合い、投票で1位を獲得した人がその本編を作れるという趣旨のものだった。

私はその4人のうちの1人。

 

出演者は、極楽とんぼ山本圭壱さん、俳優の山本裕典さん、ポップティーンの福山絢水さん。

 

現場には、いつも一緒に撮影しているものは誰一人いないので、だいぶ緊張していたと思う。

 

私のダイジェスト映像は、逃亡する2人の山本さんを1カットで撮るというもの。

なのでカメラマンさんと動線を念入りに打ち合わせし、それぞれの役者さんと念入りに打ち合わせ・リハーサルを重ね、本番に入った。

おかげで、準備による確実な手応えから、テイク2でオーケーを出せた。すごいよい経験だった。

 

打ち合わせ・リハのたびに気になることはあるか聞く。これがとても重要。私が見過ごしいたことを指摘してくれる。とても助かる。

 

ただ、今後決めておかなくてはならないことは、役者に対する監督としての態度だ。

自分が新潟でやっている映画づくりは、撮影の何ヶ月も前から役者さんと会ってお話をするので、撮影当日は顔見知りで名前をもしっかり頭に入っている。しかし今回の場合は、私が役者を決めているわけでもなく現場では初対面なので、呼び方や態度に迷う。相手のことがわからないので相手のペースにも引っ張られてしまう。これじゃタジタジじゃないか!ということで、役者さんの名前は漢字でしっかり書けるくらいに覚えることに決めた。そして、役名はしっかり名前をつけること。通行人とか兄とか弟とかにしておかない。ちゃんと事前に名前を考えてつけておけば、相手を呼ぶ時はその役名で呼べる。迷う必要はない。現場での役者さんへの呼び名は大切だ。決めておかなくては。

 

そんなこんなで、撮影は無事終わり。

山本圭壱さんはとても優しかった。

一緒に写真撮影をして見送った。

 

とてもよい経験だった。

参加して良かったな。

たとえ今回ダイジェストが選ばれなくても、今回書いた本はとても面白いので、自主で撮ろうと思う。1カットの良さも知ったし。